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指方依緒/卒業研究 の履歴(No.25)


たべもの なかよしノート

いろんな”きもち”と一緒に食べ物とちょっと仲良くなっていくノート

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概要

これは何?

これは、子どもが”食べる”という体験を自分の感覚や気持ちと一緒に記録できるフードダイアリーです。子ども自身が「匂いを嗅いでみた」「ちょっと触った」など、無理のないステップで食と関わったことをスタンプや絵、シールで楽しく記録できます。食べられなかったことも否定せず受け止め、ちょっとずつ「なかよくなっていく」感覚を大切にしていくノートです。

背景と目的

幼少期において、食事の楽しさがその後の食行動や意欲に大きく影響することが研究で明らかになっています。一方で、農林水産省が掲載している「食事バランスガイド」のような既存の記録ノートやフードダイアリーは、栄養摂取量の可視化に重点を置いているが子どもの気持ちや体験の記録には不十分だと感じました。
これらを踏まえて、
・子どもが食に対する自分の感覚、気持ちを安心して表現できる場所を作る
・保護者が子どもと感情や体験を共有できるツールにする
・食と向き合った体験を記録・可視化する
という目的のもと、本フードダイアリーは感情・体験を可視化するツールとして制作します。

コンセプト

・食べることを「成功/失敗」で評価せず、プロセスと気持ちに寄り添う
・自分のペースで記録できる「無理のないチャレンジ」を後押しする構成
・子どもが感覚的に使えるビジュアルとコミュニケーションデザイン
・自分の「感じたこと」にOKを出せる、自己肯定感を育むツール


成果物の仕様

形式         A4縦/フルカラー印刷
製本方法       ファイルに綴じる形式で制作
ページ数       34p(表紙1p、使い方ガイド2p、自己紹介1p、記録14p、保.     護者メモ14p、振り返り2p)
ページの構成     表紙、使い方ガイド、自己紹介ページ、記録ページ、保護者メモページ、
           振り返りページなど
表現方法       スタンプを押す、シールを貼るなど
対象年齢       主に3~9歳(幼児〜小学校低学年)と保護者を想定

AIで作成ラフ画

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制作ツール

・Adobe Illustrator
・画像生成AI
・Photoshop


プロジェクトの期間


まとめ

制作過程を通して、食に対する感覚や思い出が「記録」という形で可視化されることで、子どもにとって自己表現の手段となる可能性が見えた。また、その記録が保護者とのコミュニケーションのきっかけとなり、家庭内での小さな気づきや感情の共有が生まれることも期待される。



調査

現状調査

フードダイアリー
→農林水産省「食事バランスガイド」では食事内容の記録は主に栄養の偏り改善が目的で、感情や体験への配慮は少ない。

J-STAGE論文
→3〜5歳児の食意欲と感情の関連性。楽しく食べている子どもほど、自発的な挑戦意欲が高まる傾向にある。

幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド
→食事の楽しさは、食欲や健康状態、食事内容、食事の手伝いへの意欲とも関連し、食生活全多の良好な状態を示す。

先行事例

食育ノート
食育教材
フードダイアリー

技法・技術情報




プロジェクト管理

//スケジュール


ToDo





進捗記録

2025.12.05

最終審査2回目




2025.11.28

最終審査1回目

概要集の編集作業
概要集
・一部文章の変更
・画像の追加




2025.11.21

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ちゃん(さい)、ちゃん(さい)、くん(さい)、くん(さい)計4人のお子さんにご協力いただいた
お子さんや保護者の方からの声
・子どもが後日「シールのやつやらないの?」といってきた
・自分が書いたページや保護者からのメッセージを何度も見てた
・子どもの字や絵が思い出になる
・記録ページを書きながらこれが美味しかったと改めて言われて嬉しかった
など




2025.11.14

概要集



2025.10.31

保護者用メモページ

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記録ページの裏に両面印刷を想定



2025.10.24

新表紙

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フォントと行間を変更



2025.10.17

使い方ガイド

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2025.10.10

記録ページ

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ラフ画から特に配置などは変わらずバランスを見て制作



2025.10.03

振り返りページ

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ラフ画を制作をした上で気づいた追加要素として、シールやスタンプなどのご褒美をもらえた数を視覚的に表せることで達成感を抱かせる



2025.09.26

記録ページと振り返りページのラフ画

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制作した上で気付いた点、追加要素
・記録ノート
 日付を書くところを作る
 保護者用に裏に食事中の子供の反応や、食後の体調の変化、食事メニューのメモなどをかける欄があるとより良いかもしれない

・振り返りページ
 好きな食べ物や、苦手だったものなどをかけるところを作る
 ご褒美シールをもらった数などを記入できるところを作る




2025.09.19

台割

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2025.07.18

今回のブラッシュアップする点
中間発表内で制作したページに関してより、今後の動きに関する意見が多く見受けられたため今後ページなどを制作するうえで取り入れることを記載
・毎日記録ページに保護者のメッセージ欄を追加
・ページの裏の角下に応援や励ましのメッセージを小さく記載
・やりたくなる仕組みを言語化(最初のガイドページに短い導入物語を記載など)

2025.07.11

中間発表にてでた意見
・台割の作成
・シールやスタンプに関しての情報を詳細に記載
・子どものやる気をもたせる工夫
→大人に褒めてもらえるワードなど
・冊子ではなく新しい形
・対象年齢の書き直し
・食に関する良い点と悪い点の記載
・実際に使用してもらうのかなど実現可能性を計画

2025.07.04

概要集制作

2025.06.27

ご褒美シールページについて
30回分のシールを貼れる枠、また、ゲームの探検マップのように何種類かのデザインを作成する。

2025.06.20

ご褒美シールページに着手。子供が記録を続けるモチベーションになるようシールを集めると自分のレベルがアップしていくというようなクエストのような仕掛けを検討。

2025.06.13

・自己紹介ページ
ここから子どもが自分を描ける皿をモチーフを中心に構成を考案。
好きな食べ物や苦手な食べ物を文字や絵で表現してもらい自分のプレートを製作してもらう

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2025.06.06

・全体のベースカラーを淡いベージュに決定。
ページの雰囲気を統一するため、枠やフォント選定も検討。絵本風タッチを意識した調整を進め、親しみやすさを重視したデザインに仕上げている。
・表紙を制作

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2025.05.23

目的、対象、ページの構成、差別化点を中心に概要に書き込み
(フィードバック)
・AIを使用する範囲を提示する
・先行事例などをもっと挙げておく
・URLの部分にアンダーラインなどわかりやすくする

2025.05.16

中間発表に向けてこれまで制作したページのラフを整理し、見せ方を意識したビジュアル調整を行なった。A4縦サイズで統一しデザインに一貫性を持たせた。
・「なぜ紙媒体にするのか」「他の教育教材とどう違うのか」などの質問を想定して、解答準備を始めた。
・説明することが多く、3分に収めるように発表内容の取り捨て選択が必要と感じた。

2025.05.09

・「毎日記録ページ」
1食=1ページ
「何を食べたか」の記入欄
「におった/さわった/みた/ちょっとたべた」などのチャレンジチェックや気持ち欄
・AIを使用して全体的なラフ画を作成
ラフ画


2025.05.02

構成

表紙
はじめに:ノートの使い方
私のこと:好きな食べ物、苦手な食べ物、アレルギーのある食べ物
毎日ページ:食べたもの、気持ちのスタンプ、チャレンジポイント、メモ
ふりかえり:週ごと、月ごとの頑張り記録、自己評価スタンプ欄

・ページ内容
たべもの:イラスト記入、
食べた気持ち:表情がわかるイラスト
チャレンジしたこと:

2025.04.25

テーマ案決定

偏食、アレルギーがある食べられないを可視化するフードダイアリー
①課題の整理
現状把握:偏食やアレルギーのある人がどのように日々の食事管理をしているかを調査。

ユーザーの悩み:例えば、「外食で自分の食べられるものがわからない」「栄養バランスがとりにくい」など。

誰のためのダイアリーか?:子ども/大人、アレルギー持ち/偏食/栄養管理が必要な人、などターゲット設定。

目的設定:自分の傾向の見える化

2025.04.18

スケジュールの制作

2025.04.11

テーマ案

調査