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宮路咲希/卒業研究 の履歴(No.51)


まごころ日和

孫と祖父母の関係を深める大切さを発信するWebサイト

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概要

これは何?

これは、孫と祖父母の関係性を育むためのアイデアを紹介し、日常生活での実践をサポートするサイトです。

背景と目的

孫世代は、学業や就職など、社会人に近づくにつれて祖父母との交流が希薄になりがちです。その結果、祖父母が認知症などの病気を発症した際に、「もっと会っておけばよかった」と後悔するケースも少なくありません。病気になる前から祖父母とのコミュニケーションを取り、孫と祖父母の関係性を深めることの大切さを発信することを目的としています。

コンセプト

『もっと話しておけばよかった』と後悔しないために。
祖父母との関わりを大切にするための具体的な方法やアイデアをキャラクターを用いて発信する。

成果物の仕様

制作ツール

プロジェクトの期間

2025.04.11~2025.12.26

まとめ

・大学生対象のアンケート調査を行うため、ソーシャルデザイン学科の授業に直接足を運んだ。実際にその場で呼びかけることで、100名以上の回答を収集でき、学年ごとの回答差が出なかった。
・選択質問だけでなく記述式の回答理由も聞いたことから、大学生のリアルな考えを集めることができた。また、サイトを閲覧する人が自分事として考えられるような資料が集められた。
・縦に長いシングルページでも、キャラクターを用いることで、閲覧者が本を読み進めていくような行動のきっかけをサイト内で促すことができた。



調査

現状調査

先行事例

技法・技術情報




プロジェクト管理

スケジュール

ToDo





進捗記録




2025.07.18

GOAL:学科サイト、概要集ブラッシュアップ

今週のタスク

夏休みの制作スケジュール

2025.07.11

GOAL:アクションプラン選定、これは何、背景・目的、コンセプトの再構築

これは何?

大学生が祖父母との関わりを「まごころ活動」として記録し、行動のきっかけと継続をサポートするWebサイト。

背景・目的

大学生になると、学業や就職活動で忙しくなり、祖父母との交流は徐々に減っている。大学生を対象にした祖父母との関係に関するアンケート調査によると、会う頻度や話しやすさに変化が起きており、祖父母の病気や別れを経験したときに「もっと話しておけばよかった」と後悔する声があることがわかった。
「今だからできる関わり」を見つけ、実行し、それを記録として残すことで、祖父母との思い出を可視化し、家族間の話題や絆のきっかけを生み出すことを目的とする。

コンセプト

キャラクターのナビゲートとともに、世代間コミュニケーションの大切さに気づき、実践へとつなげていく活動。

成果物の仕様

◯日記にした理由
①“気持ち”を可視化する手段として最も親しみやすい
自分の気持ちや出来事を記録する文化として長く親しまれてきた手法であり、感情の機微や思い出を無理なく綴ることができる。
調査で得た「もっと話しておけばよかった」「何もしてあげられなかった」という後悔の声と、日記の持つ“振り返り”の性質は非常に親和性が高い。

②“行動のきっかけ”と“継続”を支えるツールとして有効
「記録する」ことを前提とすることで、小さなアクション(電話する、写真を送るなど)を意識しやすくなる。
キャラクターや記入例を活用し、負担感なく記録できるよう工夫することで、行動→記録→振り返り→次の行動というループが生まれやすい。
PDF形式にすることで、「始めるきっかけ」としても配布しやすく、まず1ヶ月だけ試してみるという心理的ハードルの低さも担保できる。

③ “形”として残り、家族間・世代間の共有につながる
「日記(PDF)」という目に見える形にすることで、家族や祖父母と一緒に見返す時間が生まれる。
調査からも「記録が残っていない」という後悔の声がある中で、“思い出をのこす”という行為自体が孫世代にとっても意味を持つ。


制作

参考事例

2025.07.04

GOAL:最終発表

講評

今週のタスク

先行事例

まごころ活動→記録していくという実践(アクションプラン)

2025.06.27

GOAL:報告書、プロトタイプ、作品概要のチェックと最終発表準備

今週のタスク

制作

相談結果

2025.06.20

GOAL:アンケート結果&プロトタイプ制作

今週のタスク

制作

相談結果

2025.06.13

GOAL:アンケート集計開始&プロトタイプ制作

今週のタスク

2025.06.06

GOAL:アンケートの修正・集計を取る&プロトタイプ作成開始

今週のタスク

2025.05.23

GOAL:中間発表の講評を踏まえて試作開始

今週のタスク

★…アンケート結果により決定

制作

調査

2025.05.16

GOAL:中間発表

講評

2025.05.09

GOAL:中間発表の準備

作業

参考事例

相談結果


2025.05.02

GOAL:方向性を固めてGWを迎えよう!

現状調査

参考事例

相談結果

次回までにすること

2025.04.25

テーマ設定

「病気になる前からのコミュニケーションの種まき」を提案する、
孫と祖父母の関係性を育むツールのブランディング。

現状調査

孫と祖父母が会う頻度についての調査を行う。

相談結果

次回までにすること

2025.04.18

テーマ決定

「認知症になったばかりの人」の「家族」に寄り添う。

現状調査

先行事例

参考サイト

方向性

①デジタル×アナログでつながる家族の記録ツールの制作
例:Webのコミュニケーションカレンダー
・「共有できるWebカレンダー」家族が予定を入力・確認できる
・普段の様子を記録するアプリ

②介護家族のためのブランドサイト 
例:家族介護の小さなサポートツールのシリーズ+ブランド提案
・複数のアイテム(冊子、カード、塗り絵カレンダーなど)を統一ブランドに
・それらを紹介するWebのランディングページを制作
・キャラクター展開

相談結果

次回までにすること

2025.04.11

調査

テーマ案候補

①認知症当事者を支える家族
当事者だけではなく、周りの家族にも寄り添いたい

②地方創生×アート
博多・天神などの都市開発により、都市圏が発展
→地方に目を向けた施策を考えたい


キーワード