大学生と祖父母の関わりを見つめ直し、行動のきっかけと継続をサポートするWebサイト
これは、アンケート調査のデータから大学生と祖父母の関わりを見つめ直し、「まごころ活動」を通して、行動のきっかけと継続をサポートするWebサイト。
大学生になると、学業や就職活動で忙しくなり、祖父母との交流は徐々に減っている。その結果、祖父母が認知症などの病気を発症した際に、「もっと会っておけばよかった」と後悔するケースも少なくない。
「今だからできる関わり」を見つけ、行動し、それを記録として残すことで、祖父母との思い出を可視化し、家族間の繋がりや話題のきっかけを生み出すことを目的とする。
・大学生と祖父母の関わりをデータを通して知ることができる役割を持つサイト
・祖父母とコミュニケーションを取るきっかけとして活用できるサイト設計
「まごころ活動」とは?
→「孫」である私たちが、祖父母に向けて「真心」込めた関わりや行動をとること。
2025.04.11~2025.12.26
大学生が祖父母に対してどのような思いや考えを持っているのかを把握するためにアンケート調査を実施し、リアルな声を収集した。その結果、サイト内のデータをより「自分ごと」として捉えられる内容になり、「まごころ活動」への意識を高めるサイト設計につなげることができた。
また、サイトやダウンロード資料には落ち着いた色合いとキャラクターを用いることで、堅くなりがちな内容をやわらかい印象で伝えられるよう工夫した。これにより、サイトの閲覧者が気軽に行動へ踏み出すきっかけを生み出すことができた。
GOAL:最終審査
GOAL:後期開始前にやるべきことを終わらせる!
GOAL:夏休みの作業を進める!
市販されているスケジュール帳や日記帳の主流: A6・B6・A5
特に B6とA5 が人気
B6 → 携帯性重視、毎日持ち歩く手帳
A5 → 書きやすさ重視、記録や日記向き
日記に組み込むなら、
A6:気軽さ・日常的に書ける
A5:書き込み量が多くても安心
GOAL:学科サイト、概要集ブラッシュアップ
GOAL:アクションプラン選定、これは何、背景・目的、コンセプトの再構築
アンケート調査のデータから大学生と祖父母の関わりを見つめ直し、「まごころ活動」を通して、行動のきっかけと継続をサポートするWebサイト。
大学生になると、学業や就職活動で忙しくなり、祖父母との交流は徐々に減っている。大学生を対象にした祖父母との関係に関するアンケート調査によると、会う頻度や話しやすさに変化が起きており、祖父母の病気や別れを経験したときに「もっと話しておけばよかった」と後悔する声があることがわかった。
「今だからできる関わり」を見つけ、実行し、それを記録として残すことで、祖父母との思い出を可視化し、家族間の話題や絆のきっかけを生み出すことを目的とする。
「まごころ活動」とは?
→「孫」である私たちが、祖父母に向けて「真心」込めた関わりや行動をとること。
◯日記にした理由
①“気持ち”を可視化する手段として最も親しみやすい
自分の気持ちや出来事を記録する文化として長く親しまれてきた手法であり、感情の機微や思い出を無理なく綴ることができる。
調査で得た「もっと話しておけばよかった」「何もしてあげられなかった」という後悔の声と、日記の持つ“振り返り”の性質は非常に親和性が高い。
②“行動のきっかけ”と“継続”を支えるツールとして有効
「記録する」ことを前提とすることで、小さなアクション(電話する、写真を送るなど)を意識しやすくなる。
キャラクターや記入例を活用し、負担感なく記録できるよう工夫することで、行動→記録→振り返り→次の行動というループが生まれやすい。
PDF形式にすることで、「始めるきっかけ」としても配布しやすく、まず1ヶ月だけ試してみるという心理的ハードルの低さも担保できる。
③ “形”として残り、家族間・世代間の共有につながる
「日記(PDF)」という目に見える形にすることで、家族や祖父母と一緒に見返す時間が生まれる。
調査からも「記録が残っていない」という後悔の声がある中で、“思い出をのこす”という行為自体が孫世代にとっても意味を持つ。
GOAL:最終発表
まごころ活動→記録していくという実践(アクションプラン)
GOAL:報告書、プロトタイプ、作品概要のチェックと最終発表準備
GOAL:アンケート結果&プロトタイプ制作
GOAL:アンケート集計開始&プロトタイプ制作
GOAL:アンケートの修正・集計を取る&プロトタイプ作成開始
GOAL:中間発表の講評を踏まえて試作開始
★…アンケート結果により決定
GOAL:中間発表
GOAL:中間発表の準備
GOAL:方向性を固めてGWを迎えよう!
「病気になる前からのコミュニケーションの種まき」を提案する、
孫と祖父母の関係性を育むツールのブランディング。
孫と祖父母が会う頻度についての調査を行う。
「認知症になったばかりの人」の「家族」に寄り添う。
①デジタル×アナログでつながる家族の記録ツールの制作
例:Webのコミュニケーションカレンダー
・「共有できるWebカレンダー」家族が予定を入力・確認できる
・普段の様子を記録するアプリ
②介護家族のためのブランドサイト
例:家族介護の小さなサポートツールのシリーズ+ブランド提案
・複数のアイテム(冊子、カード、塗り絵カレンダーなど)を統一ブランドに
・それらを紹介するWebのランディングページを制作
・キャラクター展開
①認知症当事者を支える家族
当事者だけではなく、周りの家族にも寄り添いたい
②地方創生×アート
博多・天神などの都市開発により、都市圏が発展
→地方に目を向けた施策を考えたい