二宮龍之輔
(TUE)ブランディング演習
伊藤 敬生 教授
火曜日 1時間目
必修科目
火曜日 1時間目
必修科目
Thema
12th
- 佐藤瞳さん
ダイスプロジェクト
北部九州を中心に活動
様々な分野の人がいる。建築・都市デザイン・グラフィックデザインetc
地域の企業のブランディングを専門にしている- ふくしごと…
福祉の仕事。障害者の方の賃金が低い問題をデザインの力で - ANABA PROJECT…
場のデザイン。不動産事業。 - アナバナ…
情報のデザイン。メディア事業。 - 穴バー
- 皿の上の九州
- ふくしごと…
- 杖立温泉
熊本県小国町
大分県に隣接した熊本県の東端
数多くの神話や伝承が残る歴史あるレトロ温泉
西洋医学が伝わる前は湯治場で怪我や病気を治していた
本来は今のような娯楽施設としての温泉ではなかった
温泉の蒸気を使う蒸し湯や蒸し野菜
2020'07'06熊本県豪雨災害
災害復興支援事業の一つとして、「蒸し場活用」
その地域に昔からある文化を再生していく
その地域にあるものはその地域に残り続ける
地域の歴史を知ると、その地域の形とのつながりができる
課題点・問題点- 旅館の後継者不足・高齢化
- リピート客は多いけど新規がつきづらい
- 新しい取り組みができる人材の不足
- 宿以外の立ち入りスポットが少ない
課題点よりも、可能性の方が多くある
田舎ならではのものや、温泉街ならではのもの、歴史的な可能性も、さらには九州大学とのつながりも
地域の人たちが
「疲弊しない・新しい気づきを得る」
クリエイティブ
- 「蒸して蒸されて蒸ざんまい」
松竹梅の三つのプランを作って、「蒸し場」を知ってもらう、体験してもらう
逆風は変わるチャンス- いつもは座らない場所に椅子を置く
密かな絶景、思い出の情景を落ち着いて楽しめる - スチームビンゴ…
杖立遊びを体験したらビンゴが揃う。スタンプラリーみたい。
コロナ対策として、お客さん主体で進行されるイベントを企画 - 地元事業者によるワークショップ・コーヒースタンド
お客さんの立ち寄りスポット作り - 旧小学校・公民館を休憩スポットとして活用
地元の人たちに驚きや関心が生まれる。
表現次第で変えられる。
ちょっとした変更 - 旅館との連携
本の貸し出し・立ち寄り湯・杖立プリンの利用促し - 足湯での「蒸しバー」
- いつもは座らない場所に椅子を置く
- 大川家具(伊藤先生)
木工万能産地
いつまでも
あると思うな
助成金。
前提としてサステイナブルな地方創生は可能か?
助成金=一時的なもの - 「助成金」による「地方創生事業」の課題
- 年度内事業である。
着工から完成までが一年。年度末までに成果が必要。
大河を舞台に真の「地方創生事業」が何かを探る。 - 大手家具メーカーへの卸売りによって薄利多売
- メイクアップ事業ではなくファンデーション事業をやる
- 今ないものを作り出すのではなく今あるものを再編集しよう
立川祐大氏を編集長として迎えた。 - 槍と網
都会に槍を投げるのではなく、地元に網を張る。 - 大川の交流人口を増やそう
- 年度内事業である。
- 「KNOT OKAWA」
- 舞台は元警察署跡地。
- 主役は大川の若い男たち。
同じ大川にいた家具職人なのに、プロジェクトが始まるまで会ったことがなかった - 大川は元は造船職人のまち。緻密な木工の職人がいたまちが緻密な家具を作っている。
8th
- 清川進也さん
サウンドデザイナー
福岡県飯塚市出身
- 代表作
- 森の木琴…
NTT docomoが社会活動推していることを伝えるためのムービー。
各都道府県に森を持っており、木の生育を促すために管理をしている。
間伐材の使い道として、携帯電話のボディに木材を使用していた。
自分ごと化自分らしさを載せていく。
自分ごと化したのちにみんなにシェアすると、みんなごと化されていく。
狭いブランドでは小さなNOよりも大きなYESの方が重要視される。
アートでは大きなYESと小さなNOが必要。
- キングダム(ついに61巻が出た。)
漫画の世界を拡張してほしいというお題。
目の前にある世界を拡張した。
立体音響を用いて制作した。
- 湯〜園地計画~ spamusement park project
企画から携わった。
ソーシャルデザインに深く深く結びついている。
大分県別府市の自治体PRムービー動画として2016/11、世界初の再生数連動型公約ムービーを発表。
100万回達成で、温泉とアトラクションを融合したアミューズメントパーク設計。
三日で達成。
クラウンドファンディングで8000万円以上の資金調達。税金を使わずに施工。
八ヶ月間で実際にオープン。
期間限定で三日間だけ開演。県内外から12,000人の来乗客。
PR全体の広告換算値100億円以上。
地域の街の方がボランティアで参加してくれた。
↑ これが一番の収穫。別府のDNA。
温泉観光地のため、家の目の前を旅行客が毎日訪れている。
常におもてなししているような感覚。← 別府のDNA
サウンドデザイナーとして携わった。
映像の中の全ての音を録音し、組み合わせてサウンドを作り出す。
「清川さんと一緒に何かやりたいんですよ」という市長さんのノリから。
別府市のPRムービーを制作することに。
当時色々な自治体がPR動画を作っていたため、蔓延っていた。
周りとは違うものを作りたい。
そんな中、2016/04/14 熊本地震発生。
九州全体で観光客数が激減していた。
街の人たちが元気になってくれるような動画を作りたい。
温泉×遊園地
地元の人に愛されるもの同士を掛け合わせてみた。
市として一番最初に行ったのはクラウドファンディングで資金調達。
クラウドファンディング自体がPR行為になれる。
二ヶ月間で約3,500万円の資金調達が完了した。
入園券を事前に購入してもらうような形で資金調達。
最終的には一億円弱の資金が集まった。
建築する上でスペシャリストが誰もいない。
実働隊部隊招集。街の人達。
市民による最高のもてなし施設
温泉ジェットコースターの課題解決も地元の建築士さんたちが考える。
もちろん温泉のお湯を入れるわけにはいかない。
温泉成分の入った泡を入れることになった。
この頃からサウンドディレクターとしてではなく、街の人たちが作ったものを発信するための広報さんとして関わり始めた。
外から誰かを呼んでイベントらしくすることも考えたが、結果的には地元の人たちで作ったことは正解だった。
2017/06/18 ボランティアスタッフ決起集会
最初は地元の人たちは状況がよくわかっていなかった。
県外の人達、周りばかりが盛り上がっている状態で不安が多かった。
しかし集まることでみんなが同じ方向を向き、地元の人達で作ることの意識g高まった。
PRしようしようというのではなく、自分たちごとのイベントをみんなごと化していく。
- 森の木琴…
- 代表作
4th
- 耶馬溪トンネル
- 福田まやさん
奈良出身
高校を二ヶ月で中退、デザイン歴20年
奥村アキオさんが先生をしている大阪の大学の研究室(Inter Medium Institute)で勉強する
当時の社長さんが「どんどん勉強しなさい」といってくれていた
高校中退時にウェブデザインができていた
22才の時点で今の旦那さんと暮らしていた。単身赴任で東京へ。
旦那さんは東京で庭師をやっていた。現在は耶馬溪で庭師に。
外資系の広告会社で24才から働き始める
タバコの広告(当時テレビでの放映禁止に、予算が映像以外の媒体の広告費に回されていた)
田舎に住みたかった
耶馬溪には小学校時代から行っていた
GA-TAP(福岡)に週に二回くらい通っていた
別府のやまよしさんのブランディング
湯布院の山が別府の近くにある。湯布院の山の椎茸が美味しい。
くぬぎの樹で育つ
クヌギの木を伐採するところから手配する。物凄く割れやすい。ささくれている → 家具に不向き。 でも あえて店内の内装をクヌギの樹で作った。
国東半島の仁王輪道
竹林さんからデザイナーとして依頼
飯塚のカカオ研究所
鎌市のガラス工場に特注の試験管を発注
久留米のイラストレーターさんにイラストボードを依頼
南蛮往来などを作っているお菓子会社の社長さんご夫妻が引退後にチョコレートショップを開きたくてはじまったプロジェクト。
- 大分県の移住プロジェクト
- タバコのパッケージ(立体をデザイン)
- 福田まやさん
- 重要
デザインは見た目じゃない
リサーチ + アイデア = デザイン
- 耶馬溪トンネルホテル
移住者でデザインしている人
当時道路工事を行なっていた中津土木事務所さんと繋がりができた
移住して9年目の時のプロジェクト
2,986mのトンネル。大分県で一番長い。
大分県は日本で最もトンネルの多い県
耶馬溪トンネルが開通するときに耶馬溪の名前を日本全国に知ってもらいたかった。
2020年の九月に事業計画書を大分県に提出するも通らず
県の土木事務所で興味を持ってくれた方々から支援していただいた。
木材は全て耶馬溪産。
戦後からずっと無農薬の野菜を育てている農協がある。
RBトラストさん(福岡)のキャンピングカーを14台使った。
消防の問題があった。トンネルの中には泊まれない。
道路上の住所に旅館業が載った初めての事例。
何から何まで前代未聞。
- セルフビルド
柱と屋根だけある状態から断熱材等について調べて家を建てた。
- 石の上にも三年
電通は東京の新入社員を九州で働かせて、自分一人で全ての仕事ができるようにする。
上流から下流まで見れる
- Global Goals JAM
リサーチからアウトプットまでをとても短い期間で行う