舞鶴公園ブラッシュアップ計画
舞鶴公園ブラッシュアップ計画 Presentation|2023.07.03|N406A
はじめに
自己紹介
プロジェクトの経緯
- 4月17日 福岡市経済観光文化局の方のお話を聞く
- 4月18日 福岡城周辺に関する調査
- 仮想現地調査:Google Street View
- Web調査:Google:舞鶴公園
- 4月25日 現状の魅力と問題点の洗い出し
- 5月9日 現地視察(公共交通機関を利用)
- 6月5日 地域共創学部 合同中間報告
- 6月27日 情報デザイン研究Ⅰ 成果報告会
- 7月3日 福岡市観光文化局の方々へ 成果報告会
関連情報
プロジェクトの概要
目的
福岡市中央区城内地区を中心とした地域活性化
今期の最終報告の方針
現地調査で得られた問題点をもとに、具体的にどのように改善すればいいのか、写真合成を用いた Befor After 形式で提案します。
CONTENTS
現状の魅力と問題|2023.06.05 中間報告
魅力
- 全ての案内板にQRコードが貼られており、ホームページやGoogleマップに飛ぶことができ、便利だと感じた。
- 案内板に建物の名前と、その建物がここから何メートルの位置にあるのか分かってよかった。
- 近くに可愛いパン屋やミスタードーナツ、パスタ屋など飲食店が多数あった。
- 外国人観光客が多かった。
- 藤園などのお花が季節ごとに咲くスポットがあったこと。
- 天守閣台からの景色が良かったこと。
- 風通しが良くて気持ちよかった。
期待外れ感
参考:福岡城の城の形が大空を舞う鳥の形に喩えられたことから別名、舞鶴城と呼ばれていた。
立地
問題点 | 画像 |
福岡城内の水はけが悪い | |
福岡城看板前の雑草 | |
城跡の石畳が上がりにくく、雨の日は滑りやすいと思う | |
城跡のアップダウンが激しく お年寄りや小さい子供には大変だと思った | |
入り口の前に横断歩道がない |
サイン・マップ
問題点 | 画像 |
舞鶴公園への入り口が分かりづらい | |
案内板に記載されているQRコードが多すぎる・日本語のみの説明しかなされていない | |
案内板がトイレに向かって設置されている | |
道中にある案内板が分かりづらく、探さないと見当たらない。看板は探さずとも目に入るべき | |
ゴミ箱を利用していいのか悪いのか分からない。張り紙が誤解を生むような張り紙になっている | |
花菖蒲園のご案内という張り紙が色褪せて汚れが目立つ |
提案 | 備考 |
大きな看板を設置する | |
QRコードの数を減らし、間隔をあける・英語表記を加える | |
立てる場所を変更する | |
探さずとも目につく場所にたてる | |
缶とペットボトル以外は捨てないで!など、文脈を変更する | |
張り紙を作り直し、花の説明文も付け加える |
施設・設備
提案 | 備考 |
トイレの中に優しめのライトをつけ、昼夜問わず明るい雰囲気にする | |
池の掃除(池の周りの雑草を刈るなど) | |
石銘板をもっと大きくするか、分かりやすい場所に移動する | |
井戸のような建物の説明が書かれた看板を設置する |
情報発信・宣伝
提案 | 備考 |
①Tik Tok や YouTube などであらゆる手を使ってバズらせる ②舞鶴公園といえばという代表的なイベントを増やす exフジロックのような野外フェス、餃子フェス… | |
着物体験できるのかできないのかはっきりさせる | |
写真を撮りたくなるような時期に撮影をする |
最終報告|2023.07.03 成果報告
一般掲示物について
公園内に「◯◯禁止」等の掲示が多く見られるが、一般に禁止事項等の掲載は来場者にとってネガティブな印象与えてしまう。
園内にある「◯◯禁止」等の掲示はなるべく剥がすようにする。
事例
例えば、「スケボー禁止」もそうだが、自動販売機の横にゴミ箱に貼られた「ゴミを捨てるな」の注意書きは、単にネガティブな印象を与えるだけでなく「利用していいのか否か」が分からなくなる問題も発生している。
→「ペットボトル以外捨てるな」など、誤解を生まないような言葉に変える。
→ 掲示物を剥がす
- 「◯◯禁止」等の貼り紙を剥がすと、缶・ペットボトル以外のゴミも捨てられる可能性がある。
- 海外の方は、日本にゴミ箱が少ないという印象を持っている。
→ ゴミ箱を増やす
サインマップについて
公園内の様々な場所に案内板や補足が足りない
事例1
分かれ道に道案内がない。
看板とは、本来は探さずとも目に入る位置にあるものだが、福岡城内の看板は探さなければ見つからない。立っている位置や方向が目に入る位置ではない。
初めて行った人は確実に迷うと考えた。
→ 看板の向きや位置を修正する
事例2
どこがつつじ園で、どこが花菖蒲園(しょうぶえん)なのかよく分からなかった。花が咲いている期間ではなかったため、よりわからなかった。
「つつじ園はここです」「菖蒲園は向こうです」と目印になるような看板を設置したほうがいいと思う。
→ ここがつつじ園の入り口だとわかるような看板を設置する。
満開の時期の花の様子を掲示するともっと良くなるのではないか?
事例3
大濠公園から舞鶴公園に行ったが、舞鶴公園への入り口がとても分かりづらかった。大きな看板などがなかった。
→ 公園の入口はここだ!とわかるような印象的な看板を設置する。
事例4
視察に行った際、外国人観光客の方がたくさん来園されていたが、記載されているQRコードの説明が日本語のみ。
→ QRコードの説明書きに英語や中国語、韓国語などの表記を増やす。
可能ならば QRコードの数を減らして、誘導先を一元化することが望ましい。
施設について
石垣と手すりの色合いがマッチしていないように感じた。
→ 園内の色合いにマッチするよう、茶色から赤色に塗り替えてみた。
三の丸スクエアについて
三の丸スクエアがあるとわかっていて現地視察に行ったが、三の丸スクエアの存在に気づかなかった。三の丸スクエアの後ろを通った際、現在は使用されていない廃校があるんだ。という印象だった。
事例1
三の丸スクエアという存在に気づくことができない。
後ろから見ると廃校に見える
→ 壁に色を塗る(何かあるんだ!と気付かせる)
事例2
→ 分かりやすい案内板を立てる