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久保絢菜/卒業研究

ヘルプマークの多様性について

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概要

これは何?

皆さんのアンケート次第で最終成果物を決めたいと思います
※ヘルプマークとは・・・義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。

背景と目的

私自身ヘルプマークを所有しているのですが、1度も身につけた事がありません。
そのため、「ヘルプマークを使用している人・していない人」双方にアンケートを取ることで、もう1度ヘルプマークの在り方を考えたいと思い、本研究を行っています。

コンセプト


成果物の仕様


制作ツール


プロジェクトの期間


まとめ




調査

現状調査

先行事例

2021年度卒業生 佐伯華帆 卒業研究


技法・技術情報




プロジェクト管理

スケジュール


ToDo





進捗記録




2024.04.26

双方の立場の「ヘルプマークに関してのアンケート」調査・アンケート実施

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双方の立場にアンケートを実施したかった為、「回答に応じて質問を表示」することができるGoogle forms にて制作しました。
また、設問事項を揃えるために、エクセルに書き出し、確認作業を行いました。

アンケート対象者を増やすために、ソーシャルデザイン学科だけに留まらず、自身のインスタグラムでも行います。
期間:4/29~5/6 の1週間

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2024.04.19

双方の立場の「ヘルプマークに関してのアンケート」調査

ヘルプマークの現状を調査した結果、100人中10人の割合でヘルプマークを使用していることがわかりました。しかし、最新の「ヘルプマーク利用状況」と「ヘルプマーク利用者の意見を取り入れたもの」が見当たらなかったため「双方の立場の意見を取り入れたアンケート」を実施します。 また、「アレルギー、病状、緊急連絡先など、緊急時に重要になる可能性のあるユーザの情報を提供」してくれる、メディカルIDに関する認知度や利用状況に関するデータが少なかったため、加えてアンケートを実施します。

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卒業研究の学科サイトにて結果を公開したいと思います。
質問に答えていただきありがとうございました。

ヘルプマークの現状を調べる

ヘルプマークの成り立ち
ヘルプマークは、2012年に東京都福祉保健局によって作成されたピクトグラムです。外見からは分からない障がいを持つ方々が、周囲の理解と協力を得やすくなるために着用するマークです。

ヘルプマークが生まれたきっかけ

ヘルプマークが生まれたきっかけは、2011年3月11日に発生した東日本大震災にあります。この震災では、多くの障がい者の方々が避難や生活に困難を強いられました。その際、外見からは分からない障がいを持つ方々が、周囲に支援を必要としていることを伝えることができないという課題が浮き彫りになりました。

山加朱美都議会議員の提案

この課題を解決するために、当時東京都議会議員であった山加朱美氏が、ヘルプマークの制定を提案しました。山加氏は、自身も人工関節を使用しており、外見からは分からない障がいを持つ方々が日常生活で様々な不便を強いられていることを実感していました。

ヘルプマークのデザイン

ヘルプマークのデザインは、日本グラフィックデザイナー協会が手掛けました。赤色と白色の十字とハートマークのデザインは、以下のような意味を込められています。

赤色と十字マーク:助けを必要としている
ハートマーク:助ける気持ち
ヘルプマークの普及

ヘルプマークは、2012年10月に東京都で初めて導入されました。その後、全国各地の自治体でもヘルプマークを導入する動きが広がり、現在では全国47都道府県で導入されています。

ヘルプマークの意義

ヘルプマークは、外見からは分からない障がいを持つ方々が、周囲の理解と協力を得やすくなるための重要なツールです。ヘルプマークを着用することで、以下のようなメリットがあります。

優先席の利用がしやすくなる
周囲の人に声をかけてもらいやすくなる
困っている時に助けを得やすくなる
ヘルプマークの着用対象者

ヘルプマークは、以下のような方々が着用対象者となります。

義足や人工関節を使用している方
内部障がいまたは難病のある方
妊娠初期の方
その他、外見からは分からない障がいを持つ方
ヘルプマークの取得方法

ヘルプマークは、都道府県の福祉保健局や区市町村の障害福祉課、または医療機関などで取得することができます。

ヘルプマークに関する情報

ヘルプマークに関する情報は、以下のウェブサイトなどで確認することができます。


ヘルプマークを実際に使っている人の気持ち

1. 安心感

ヘルプマークを着用することで、周囲の人に自分の状況を理解してもらいやすくなり、安心して外出できるようになるという声が多く聞かれます。

例えば、電車やバスで席を譲ってもらったり、混雑時に優先的に通してもらったりすることがあります。また、困っている時に助けを求めやすくなるというメリットもあります。

2. 感謝の気持ち

ヘルプマークを着用することで、周囲の人から親切にしてもらったことに対して、感謝の気持ちを感じる人も多いようです。

例えば、道を尋ねられた時に丁寧に教えてくれたり、荷物を持ち上げてくれたりした経験があるようです。

3. 複雑な気持ち

一方で、ヘルプマークを着用することに抵抗を感じる人もいます。

自分が特別扱いされているように感じる
周囲の視線が気になる
偽装しているのではないかと思われるのではないか
といった不安や葛藤を抱えている人もいるようです。

4. 社会への理解を求める気持ち

ヘルプマークを実際に使っている人は、社会全体が障がいを持つ人への理解を深めてくれることを願っています。

ヘルプマークを着用することで、周囲の人から理解と協力を得られることが、障がいを持つ人にとって大きな支えとなります。

5. 前向きに生きる気持ち

ヘルプマークを着用することで、自分の障がいをオープンにするきっかけとなり、前向きに生きる気持ちになる人もいるようです。

ヘルプマークは、障がいを持つ人が社会の一員として安心して暮らせるための大切なツールです。

ヘルプマークについて理解を深め、積極的に活用していくことが重要です。

ヘルプマークに関する情報
全国ヘルプマーク普及ネットワーク


2024.04.12

テーマ設定のための調査  

参考文献


キーワード


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Last-modified: 2024-04-29 (月) 18:44:59